成分表の上にある成分ほど多い?化粧品の見方

スキンケア基本

スキンケアの成分表は、上に書かれている成分ほど多く入っている。

自分がこの基本を知ったのは、わりと最近です。

それまでは、商品名やパッケージに大きく書かれた成分だけを見ていました。

「セラミド配合」

「ナイアシンアミド入り」

「敏感肌向け」

こうした表示を見て、何となく良さそうだと判断することが多かったです。

成分表の順番を意識するようになってからは、取り入れたい成分だけでなく、エタノールやグリセリンがどのあたりにあるかも確認するようになりました。

ただし、上にある成分ほど多いというルールには例外があります。

さらに、上の方にあるから効果が高い、下の方だから意味がない、とも言い切れません。

結論として、初心者は成分表の順番を細かく分析しなくてOK。

まずは、

  • 気になる成分が前半にあるか
  • 避けたい成分が前半にないか
  • 1%以下は順番が入れ替わること
  • 医薬部外品は普通の化粧品と見方が違うこと

この4つを知っておけば、商品選びの参考になります。

結論|上ほど多いのが基本。ただし順番だけで効果は決められない

成分表の順番を見る時の基本

基本

多い順に並ぶ

前半を見ると商品のベースを
つかみやすい

例外

1%以下は順不同

後半の並びだけで
配合量は比べられない

注意

効果の順番ではない

上にあるだけで
効果が高いとは限らない

初心者は、前半に何が並んでいるかを軽く確認するだけでも十分。順番は配合量の手がかりであり、商品の効果や肌との相性を決めるものではありません。

この記事を書いた人

プロフィール

30代男性。清潔感を上げるために、スキンケア・生活習慣・オーラルケアを実践中。
もともと何もしていなかった状態から改善してきました。
実際に試して良かったものだけ紹介しています。

化粧品の成分表は基本的に多い順

一般的な化粧品の成分表は、製品に含まれる量が多い順に記載されます。

化粧水を見ると、水が最初に書かれ、その後にグリセリンなどが続くことが多いのは、このルールがあるためです。

厚生労働省の通知でも、化粧品の成分名は製品中の分量が多い順に記載すると定められています。

そのため、成分表の前半を見ると、その商品のベースをある程度つかめます。

たとえば、エタノールがかなり前にある。

グリセリンが水の次に書かれている。

油性成分が前半に複数並んでいる。

こうした並びは、商品を選ぶ時の手がかりになります。

ただ、正確な配合量までは分かりません。

2番目だから何%、5番目だから何%という決まりはなく、成分表だけで具体的な数字を推測するのは難しいところです。

1%以下の成分は順番が入れ替わる

成分表を見る時に知っておきたいのが、1%以下の例外です。

配合量が1%以下の成分は、メーカーが順不同で記載できます。着色剤も同じように、配合量の順番どおりに並んでいるとは限りません。

つまり、成分表の後半に、

セラミド
ナイアシンアミド
ヒアルロン酸
植物エキス

などが並んでいても、その中でどれが一番多いかは判断できないことがあります。

後ろから3番目だから、ほとんど入っていない。

別の商品より1つ前に書かれているから、こちらの方が多い。

このような比較は正確ではありません。

初心者が見るなら、前半は配合量の傾向を確認し、後半は「入っているかどうか」を見る程度が分かりやすいです。

上の方にあるから効果が高いとは限らない

成分表の上にあると、しっかり入っていて効果も高そうに感じます。

自分もセラミドやナイアシンアミドを前半で見つけると、以前は「これは期待できそう」と考えていました。

ただ、成分表は効果の強い順ではなく、あくまで配合量の順番です。

成分によって使われる量は違い、少量でも役割を持つものがあります。

また、商品全体の使い心地や保湿感は、ひとつの成分だけで決まりません。

セラミドが前にある。

ナイアシンアミドが上の方にある。

ヒアルロン酸が入っている。

これらは商品を選ぶ参考にはなりますが、効果を保証するものではないところ。

厚生労働省も、化粧品で特定の成分を目立たせる場合、有効成分のような誤認を与えないよう注意を求めています。

成分名だけで決めず、商品の目的や使用感も一緒に見る方が自然です。

自分が前半で気になるのはエタノール

自分が成分表の順番を確認する一番の理由は、エタノールです。

商品によっては、使った時にピリつきや頬の赤みを感じることがあります。

そのため、エタノールが入っているかだけでなく、どのあたりに書かれているかも見るようになりました。

前半にある場合は、購入前に少し慎重になる。

後半なら、それだけで安心とは言えませんが、前半にある商品よりは試しやすく感じます。

ただし、エタノール入りの商品がすべて合わないわけではありません。

エタノールが前半にあっても問題なく使える人はいますし、自分でも刺激を感じない商品はあります。

成分表を見る目的は、エタノールを悪い成分と決めることではありません。

過去に合わなかった商品の傾向を見つけ、次の商品選びに生かすこと。

自分の場合は、赤みが出やすいため、前半にある時だけ少し注意しています。

グリセリンが上にあると重さが少し気になる

もうひとつ気になるのが、グリセリンの位置です。

グリセリンは多くの化粧水や美容液で見かける成分で、成分表の前半に書かれていることも珍しくありません。

自分は保湿感が欲しい一方で、朝のテカリやベタつきも気になります。

そのため、グリセリンがかなり上の方にある商品を見ると、少し重い使用感かもしれないと考えるようになりました。

ただ、ここもグリセリンだけでは決められません。

成分表の上にあっても軽く使える化粧水はあり、反対に下の方でも重く感じる商品があります。

配合量だけでなく、ほかの保湿成分や油性成分、商品の種類によっても使用感は変わります。

自分が見る流れは、

成分表で位置を確認する

口コミや商品説明で使用感を見る

実際に使って判断する

この順番。

グリセリンが前半にあることは、避ける決定打ではなく、使用感を確認するきっかけにしています。

上の方にあると少し嬉しい成分

自分が入っているか確認することが多いのは、セラミド・ナイアシンアミド・ヒアルロン酸です。

セラミド

乾燥や肌のゆらぎが気になる時に確認します。

商品によっては「セラミド」ではなく、セラミドNPなどの名前で書かれている場合もあります。

前半にあれば目に入りやすいものの、後半だから意味がないとは判断しません。

ナイアシンアミド

化粧水・美容液・乳液など、さまざまな商品で見かける成分です。

普通の化粧品に入っている場合と、医薬部外品の有効成分として表示される場合があります。

同じ名前でも商品の目的が違うため、医薬部外品なら効果表示まで確認しています。

ヒアルロン酸

乾燥が気になる商品を探す時に確認しやすい成分。

ヒアルロン酸Naなど、少し違う名前で表示されることもあります。

これも位置だけで商品の保湿力を決めず、化粧水なのか、乳液なのか、クリームなのかまで含めて見ます。

取り入れたい成分が前半にあれば、商品を比較する材料にはなります。

ただ、「上にあるから絶対に効く」ではなく、「自分の目的に合う成分が入っている」と確認するくらいがちょうどいいです。

初心者は前半と後半をざっくり分けて見る

成分表を細かく読むのが面倒なら、前半と後半に分けるだけでもOKです。

見る場所 確認すること 自分の見方
前半 商品のベースになる成分 エタノール・グリセリンの位置を見る
後半 1%以下の可能性がある成分 セラミドなどが入っているかを見る
最後 香料・着色剤など 香料の記載がないか確認

自分が今見ているのも、このくらいです。

セラミドやナイアシンアミドが入っているか。

エタノールが前半にないか。

香料の記載がないか。

グリセリンが上の方なら、重い使用感ではないかを確認する。

成分名を全部覚えなくても、赤み・乾燥・テカリの悩みに合わせて数個だけ見ると、商品を比べやすくなります。

医薬部外品は同じように上から読まない

注意したいのが、「薬用」や「医薬部外品」と書かれた商品です。

医薬部外品では、「有効成分」と「その他の成分」を分けて表示する方法が使われます。

有効成分の並びは承認書の記載順、その他の成分の並びは企業の判断とされているため、普通の化粧品と同じように「上ほど多い」とは読み取れません。

医薬部外品を見る時は、順番よりも、

  • 有効成分は何か
  • 肌荒れ防止・ニキビ予防・美白など、何を目的とした商品か
  • その他の成分に気になるものがないか

この3つを確認する方が分かりやすいです。

化粧品と医薬部外品では、表示の仕組みが違う。

ここを知っておくだけでも、成分表を読み違えにくくなります。

成分表の基本をもう少し知りたい人へ

今回の記事は、成分表の「順番」に絞って解説しました。

成分表が商品のどこにあるのか。

エタノール・香料・有効成分・セラミドのどこを見るのか。

薬用や医薬部外品は普通の化粧品と何が違うのか。

このあたりは、別の記事で詳しく整理しています。

成分表示の基本

「どこを見るか」と「薬用との違い」も確認

成分表の順番が分かったら、次はエタノール・香料・有効成分など、最初に見る場所を整理。薬用商品が気になる人は、医薬部外品の表示も合わせて確認すると分かりやすくなります。

Q&A

Q. 化粧品の成分表は上ほど多い?

基本的には、配合量が多い順に記載されます。ただし、1%以下の成分や着色剤は順不同にできるため、後半の細かい順番までは比較できません。

Q. 2番目にある成分はかなり多い?

前半にあるため、比較的多く配合されている可能性はあります。ただ、具体的な配合率は成分表だけでは分かりません。

Q. セラミドが後ろにあると意味がない?

後ろにあるだけで意味がないとは判断できません。1%以下は順番が入れ替わるうえ、成分によって使われる量も違います。

Q. エタノールが上にあったら避けるべき?

すべての人が避ける必要はありません。自分は刺激や赤みを感じる商品があるため、前半にある時は慎重に選んでいます。

Q. グリセリンが多いとテカる?

グリセリンが前半にある商品でも、軽く使えるものはあります。使用感は処方全体で変わるため、位置だけでなく実際のベタつきも確認します。

Q. 医薬部外品も上から多い順?

普通の化粧品と同じようには読めません。有効成分とその他の成分が分かれており、その他の成分の並びも企業の判断です。順番より商品の目的を確認します。

まとめ

化粧品の成分表は、基本的に上にある成分ほど多く配合されています。

ただし、1%以下の成分や着色剤は順不同。

そのため、成分表の後半だけを見て、細かい配合量を比べることはできません。

また、上に書かれているから効果が高いわけでもないところ。

成分表は効果の順位ではなく、配合量を考えるための手がかりです。

自分が今見ているのは、主にこのあたり。

エタノールが前半にないか。

グリセリンが上の方なら、重い使用感ではないか。

セラミドやナイアシンアミド、ヒアルロン酸が入っているか。

香料の記載がないか。

成分をすべて覚える必要はありません。

取り入れたい成分と、気になる成分を数個決めておくだけでも十分です。

赤みが気になるなら、エタノールや香料。

乾燥が気になるなら、セラミドやヒアルロン酸。

テカリが気になるなら、グリセリンの位置を見つつ、実際の使用感を確認する。

商品名だけで選んでいた時より、成分表の順番を少し見るだけで、選ぶ理由が分かりやすくなりました。

ただし、最後に合うかどうかを決めるのは自分の肌。

成分表は答えではなく、失敗を減らすためのヒントとして見るくらいがちょうどいいです。

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